レガシィ
レガシィ(LEGACY)は、富士重工業(スバル)が生産する乗用車である。
日本ではステーションワゴンの代表的車種として知られている。
細部にわたるエクステリアデザイン処理のため、ボディの全幅を35mm増やしている。
ボディ剛性の向上、安全装備の充実、ターボ車、6気筒車のATの5速化を図りながら、アルミニウム等の軽量パーツや高張力鋼板を各所に導入することで軽量化を達成している。
ターボもツインターボからツインスクロールのシングルターボになり、インプレッサSTi同様の「等長・等爆エキゾースト」が採用された。
これによって排気音が澄んだ音となり、スバル水平対向エンジン伝統の「ドコドコ」という音がなりを潜めて、より洗練された排気音を奏でる様になった。
ドライブ・バイ・ワイヤ機構「エレクトロニック・スロットル・チャンバー(以下ETC)」を採用、全車電制スロットル仕様となった。先代ランカスターに設定されていた運転支援システム「ADA」を、今回はツーリングワゴンに設定。
スバルらしくないデザインとなった、内装が分解しづらくなりメンテナンス性が下がった。
4代目レガシィは乗り心地が改善(初期型ではインプレッサWRX以上のモデルと変わらないとも言われた)され、SUBARUG-BOOKサービスに対応するカーナビゲーションの設定とボディカラーが追加、2.0GT、 2.0GT spec.B、2.0i casual editionを除く2.0の全グレードでこれまで3.0R専用だったアイボリーセレクション(アイボリー内装)がオプション設定された。
2005年5月24日にレガシィシリーズ世界累計生産台数300万台を記念して、ワゴンとB4に「2.0R B-SPORT」、「2.0i B-SPORT」、ワゴンに「GT- Ⅱ」、アウトバックに「2.5 S-Stile」などの特別仕様車が登場し、「3.0R spec.B」に5速AT車を追加設定した。
レアな期間限定車として、3.0R,2.0GT,2.0Rをベースに南関東限定の「GLAENZEN(グレンツェン)」(シートが本革+アルカンターラで1脚 80万円相当のレカロシート-MAGNIFICA(マニフィカ)-を前席に2脚、スイスの「SPORTEC」のホイール装着、「McIntosh」オーディオなど標準搭載)も設定され、レガシィの中ではかなり高価な値付けがなされた(3.0Rで約456万円。2005年9月30日までの期間限定発売)。
2005年8月19日には仕様車「2.0GT spec B tuned by STI」が限定600台で発売された。
インプレッサ等のSTIバージョンとは異なりエンジンやシャーシには手を「STIパーツを装備した通常のレガシィ」であった。
軽量化・スプリングの変更・エアロパーツの装着・ブレンボ製ブレーキの装着により、特にブレーキング能力・安定性においてレガシィとは一線を画す、GT的なチューニングカーとなっている。
2005年12月19日には、期間限定で、プレミアム性を与えた「Blitzen 2006 model」が登場した。
ベースが2.0GTから2.0GT spec.Bに変更された事、ツーリングワゴンでもブリッツェンを選べるようになった事などである。
ツーリングワゴンでは3代目レガシィブリッツェンを回想させるようなリアスポイラーが装着される。新デザインのアルミホイールはレガシィとの違いを感じさせる。
2006年5月24日には、マイナーチェンジが行われ、D型に進化した。
エクステリアではヘッドライト、バンパー、リアコンビネーションランプなどの形状が変更され、キャラクターラインがデザインとなった。
レガシィの年次改良でエクステリアに大幅な変更が加えられたのは異例。
トピックとして、2.0GT、3.0R系に「SI-DRIVE」と新機軸が採用された。
テレスコピック・ステアリング、リヤベンチレーション、左右独立温度調整機構付フルオートエアコンなどの新採用も進化した。